トビタテ留学JAPAN ネパールで出会った、もう一つの「豊かさ」――自分の目で見つめた3週間(前編)
私はトビタテ留学JAPANの社会課題探究コースに採用され、7/26〜8/15の3週間、ネパールに留学に行ってきました。 トビタテ留学JAPANとは、自分のやりたいテーマに沿った留学を、国や企業が返済不要の奨学金などで支援し、後押ししてくれる制度です。
留学1週目は個人で見つけた建築プログラムに、2,3週目は医療プログラムに参加し、ネパールの衛生環境や建築、医療を学んできました。
まず行きの飛行機が台風の影響で前日の夜にキャンセルになり、急遽経由地がマレーシアに変更になるというトラブルがありました。初留学、初海外の私には大ピンチで大変でしたが、プログラム開始までに到着できて本当に良かったです!
1週目の建築活動は、現地の学校の教室を作るボランティアでした。水とセメントをスコップで混ぜるところから始まり、レンガを積み上げる作業を全て手作業で何回も繰り返しました。 活動場所である学校は360度絶景で、自然の中、ネパールの音楽を流しながら多国籍の仲間や現地のスタッフの方とお話ししながら作業したことは、すごく楽しく、良い思い出になりました!
私のトビタテの探究テーマは衛生環境が大きく関わっていたので、トイレなどの建設にも携わりたいと思っていました。けれど実際には教室の建設になってしまったので最初は少し戸惑っていましたが、普段のホテルの生活や、バスの移動中に外を見ているだけでもたくさん学べたことがありました。
例えば留学初日、現地スタッフさんに「水道から出てくる水は汚いから絶対に飲まないように!顔を洗う時も、歯を磨く時も、もちろん飲料水も全部ペットボトルでね!」と何回も言われました。現地の人でさえ、水道水は沸騰させてから飲むことがあるそうです。 留学3日目には、朝から腹痛や吐き気があり、1日建築活動を休ませてもらいました。日頃から水道水が口に入らないように意識していましたが、シャワーの時に口に入ってしまったかもと思った瞬間があったので、「もしかしたらそれが原因かも」と考えていましたが、結局はっきりとした原因は分かりませんでした。 移動中のバスからも町を見ていましたが、川は常に濁っていてゴミは川辺に山積みになって溜められていたり、公衆トイレは手入れされていなさそうだったりする場所もあり、実際にネパールの衛生環境について目で見て学ぶことができました。
出発前は、ネパールの人達の暮らしは、日本と比べて不便なことも多く、私たちとは違った生活を送っているのかな。と正直思っていました。 ですが実際に現地で生活してみると、ネパールの人達はとてものびのびと生活していて、毎日が充実した楽しそうな生活を送っているように見えました!夏なのに小学校にはエアコンもちゃんとした窓もないですが、子供達はみんな楽しそうで、ニコニコ話しかけてくれました。ネパールで暮らすのもいいかもと思ってしまうほど、気づいたらネパールの人達ののびのびとした暮らしに憧れを抱いていました! ですがそれと同時に、この生活の背景には、医療や衛生環境があり、それによって命を失ったり健康問題を抱える子供たちもいることを考えると、とても複雑な気持ちになりました。
そして次の週からは首都のカトマンズからバスで長時間移動し、チトワンという町で医療プログラムが始まりました。 その事については、また次の報告で書こうと思います!
【動画】ネパールでの教室づくりの様子




